2023/12/05

全ての文章は虚構へ向けて発信するべきなんだよな、と思いつつ今回はある程度対話形式で文章を書く義務を感じた。貴方がどういう心情で文章を綴ったのかはわからないが、浅い人生経験(笑)のなかでも色々と思うところや感じたことが多かったので自分の価値観を述べる。多分求めているものではないし、読んで後悔させてしまうかもしれないが対等に対話するには打ち明けるしかないので。

 

インターネットを現実の延長としてではなく、完全別世界として捉えている。わざわざこうして文章を書いているので多分これは嘘なんだけど、必ずしもインターネットを現実の延長でやる必要はないと思っているのは本心で、インターネットは″そういうコンテンツ″として楽しんでいる。

(元々はそうだったのに時代の移り変わりで変化しただけらしい。今と昔を比較して「昔のほうが〜」と言いたいわけではなく、現代の価値観としてインターネットは現実の延長として存在していて、それは正しい。だけど、私の中のインターネットはインターネットだ。)

 

 

昔の私は強くなりたかった気がする。勿論、強さというのは物理的にではなく精神面のこと。当時の私は弱かった、今なんかよりもずっとずっと。強さとは何かと問われると言葉に詰まるが、芯が強く振れない存在で有りたかった。

家庭環境について今更長々と書くつもりはないが、生まれてからずっと全て演じていたしそれは今も変わらない。家の中でも外の世界でも内面や事情を一切明かさずに死ぬまで抱え込んでやり過ごせばいいと思っていた。色々あり精神が完全にやられて食事もできずに寝たきり生活をしていた頃にインターネットで自分のことを書くようになってしまったが、それ以外は昔のままだし一生これを続けると思う。ただ、もう昔あった完全に殻に閉じこもるというのは難しくなった。

 

 

食事もできず動けなくなった頃のことから話していく。

 

「かわいくなりたい〜」(かわいいものにしか脳が反応しないため)(醜い自分を直視したくなし)(自我の連続性を断ち切りたい)

 

引きこもっていた私はインターネットで怪文書を投稿しながらそう思っていた。性別、わざわざ他人から議題に上げられない限り特に言及することはないし、いついかなる場所もかわいくあるべきだと思っているのでインターネットでは常にこんなだけど私の性別は男性だし、特別性別に対して何かがある訳ではない。普通に男性。そこは自由にやれている。それはそれとして、昔からかわいいものが好きだし女性のパッションに興味があった。

 

 

2年くらい女装をして過ごしていた時期がある。外に出る時は必ず可愛い服を身に纏い化粧をする。それだけ。自分のことを書いていると苦しいし上手く言語化できないので簡潔に述べるが、初めて作ったインターネットのアカウントとは別にネカマ用のアカウントを用意してそういう日常ツイートをしたりもしていた。

 

これ以上掘り下げると人間関係の話になるので今は詳細を省くが、その過程で私がずっと執着していた人と色々あったり、ネカマをしていたら「女の子と一緒に死にたい」と言うメンヘラ女性に好かれて申し訳ないから事情を説明したらそれでもいいから「2年後に一緒に死のうね」と約束をして遊んでいたら数ヶ月で関係が終わるなどがあり、その頃には精神が回復してきたのと他にも色々なことが重なり女装はやめた。今も可愛くありたいし機会があればまた女装をしたいと思っている。ロリータが好き。

 

それ以降は平凡な日常。親に貯金を全額使われてしまったので小銭稼ぐとか、再び人間関係するとか色々していた。

 

 

2023年。今年は本当に最悪な年だと思った。執着していた人間関係が終わってずっと気持ちの整理が付かなくて、精神が落ち着いてからは距離を置いていたツイッターを再開する羽目に。春ごろにアカウントを作った。当然ネカマ。これ以外のインターネットのやり方がわからない。そこで1人の人間と仲良くなり定期的に会ったりもしていたが、徐々に疎遠になった。インターネットをして、そこで苦しくなりまた新たにインターネットをする悪循環。今はそういう状態。その人は性同一性障害でずっと悩んでいて、そのことを打ち明けてくれた。そこから徐々に疎遠になったが何がいけなかったのだろうか。単に人間関係の賞味期限というのもあるがしれないけど。

 

そんなこんなで先日、送られてきた文章を読んで色々考えさせられた。多少なりとも理解というか知識はあるのかもしれないし、私の人生経験的にも話せる部分は多いと思う。それはそうと、このようなことが短期間で重なると珍しいと思う反面、申し訳なさが大きい。インターネット上の私を見て興味を持ってくれた人間にそのままコンテンツとしての私を楽しんでもらうだけで飽きたら消す予定だったが、諸々がありこれは真摯に対応するべきだなと感じて今この文章を書いていたところ。私は貴方が望んでいた存在ではない。ここから先はお任せしますが、一度しっかりとお話してみたいという気持ちはあります。